盗聴器発見の見せかけの料金を見破る方法とは
盗聴器発見の見せかけの料金を見破る方法
盗聴器発見は、それぞれの発見業者で料金や調査内容、使用する機材の質までまったく異なります。
これだけ違いがあると、盗聴器発見をどの業者に依頼すればいいのか悩むと思いますが、その業者選びで悩んだ人が最終的に「料金の安さ」で盗聴器発見を依頼する業者を決めます。
「料金の安さ」は盗聴器発見に詳しくない人にとって、わかりやすい指標です。
同じ盗聴器発見なら、料金が高い業者よりも、料金が安い業者に依頼する方がお得というのは一目で判断できます。しかし、料金の安さだけで盗聴器発見業者を決めるのは問題もあります。
その問題とは、安い調査料金は依頼する人を騙す見せかけの料金で、調査を行った後になって高額な盗聴器発見料金を請求する悪質な業者が存在する、という点です。
この見せかけの料金に騙されない、正しい盗聴器発見料金で調査を依頼するためには、見せかけの盗聴器発見料金を見破る方法を知る必要があります。
そこで、見せかけの盗聴器発見料金を見破るチェックポイントをここでご紹介したいと思います。
見せかけの盗聴器発見料金を見破るチェックポイント
盗聴器発見調査を実際に行った場合の、料金の総額を必ず確認してください。
盗聴器発見料金が他の業者と比較しても非常に安い料金を提示された場合、その料金は総額ではない可能性があります。
盗聴器発見料金では、実際に調査を行う人員の人件費、調査に使った機材の使用料、調査現場までの交通費など、これらすべての費用を合計した金額が請求されます。
しかし、盗聴器発見料金が異常に安い業者のなかには、料金の一部を自社の広告やサイトに表示して宣伝しているケースがあります。
料金の一部しか依頼者に見せていないため、盗聴器発見調査の終了後に、追加料金を請求してくるケースもあります。
そのため、盗聴器発見料金は総額がいくらになるのかを事前に確認する必要があります。
盗聴器発見料金は、追加料金の確認を行ってください。
先の盗聴器発見料金の総額に共通する部分もありますが、盗聴器発見の追加料金がどうなっているのかを確かめ、調査のどこにどれだけの費用がかかっているのかを確かめます。
- 機材使用料
- 出張料金
- 盗聴器撤去料
- 盗聴器が壁の奥に埋め込まれていた場合の内装工事費
など
調査を依頼する人のなかには、業者が提示する盗聴器発見料金をそのまま鵜呑みにしてしまう人がいます。
業者のなかにも、総額料金だけ伝えて、追加料金の説明がない業者もあります。
盗聴器発見調査の何に、どれだけの費用がかかるのかを確認することで、「不当な料金の請求」を防ぐことができます。
盗聴器発見料金は調査のグレードによって金額が異なります。
グレードによる金額の違いを確認してください。
例えば、盗聴器発見調査には「簡易調査」という非常に限られた機材を使った調査があります。
簡易調査では、盗聴器として多く普及しているアナログ式盗聴器に対応した調査を行います。このアナログ式盗聴器の中でも、対応する周波数は「盗聴6波」と呼ばれる、盗聴によく使われる周波数を調べる調査です。
実際に盗聴で使われる周波数は、アナログ周波数を使った物が多数を占めますが、他の周波数や盗聴器が使われないわけではありません。
アナログ式盗聴器の他に、デジタル式盗聴器やステルス盗聴器、リモコン盗聴器などの盗聴器が使われるケースがあります。
これらの盗聴器は、簡易調査で発見が難しく、特殊な盗聴器を発見するためには、サーモグラフィや金属探知機などの特殊な機材を使って調査しないと発見できない物もあります。
そのため、盗聴器発見調査のグレードによって料金が異なり、どれだけの費用でどんな盗聴器を発見できるのか、調査を依頼する前にグレードの違いを確かめる必要があります。
盗聴器発見料金や調査の内容が記された、契約書が発行されたかを確認してください。
盗聴器発見業者のなかには、契約書を発行しない、口約束で調査を行う業者があります。
契約書の発行は義務ではないため、契約書を発行しない業者が存在するわけですが、契約書が無いというのは依頼者にとって不利な状況になりかねません。
契約書が無いため、盗聴器発見業者がどんな調査をどれだけの費用で行うのか明確にされていないため、実際の調査と依頼者の認識が食い違った場合に、依頼者側が不利となります。
そのため、盗聴器発見調査でも契約書は必要になり、契約書の他にも、必要に応じて見積書や請求書の発行してくれる業者を選びましょう。
盗聴器発見料金を比較しよう
盗聴器発見料金には、明確な相場というのが存在しないため、料金相場と比較するという方法が取れません。
そのため、盗聴器発見料金は自分で各社の料金を比較する必要があります。
盗聴器発見業者に料金の見積もりを依頼して、複数の業者の料金を比較してください。
盗聴器発見調査のグレードによって料金が異なるため、調査内容の確認も忘れないようにしてください。
盗聴されているかもしれないという不安から、焦って業者に調査を依頼する人も多いですが、一旦盗聴の危険がある場所から離れるなどして、盗聴の心配がない場所で落ち着いて盗聴器発見料金の比較をしてください。