浮気が発覚してから、うまく離婚するための方法とは。
浮気されて即離婚はダメ!うまく離婚するための5つのポイント
配偶者に浮気されてしまったら、「ありえない、即離婚!」と感情的になってしまう人も多いでしょう。
ですが、一時の感情に流されて離婚してしまっては、後悔することにもなりかねません。 今回は、うまく離婚するためのポイントをまとめました。
夫や妻の浮気が発覚し、離婚を検討している方は、参考にしてみてください。
浮気されて即離婚はダメ!うまく離婚するためのポイント1.夫婦関係が継続できるか確認
浮気が発覚して、最初に考えるべきことは、夫婦関係をやり直すことができなるかどうか、の見極めです。
夫(または妻)が浮気を反省しており、「二度としない」と誓っている場合、許してしばらく様子を見る、という方法もあります。
なぜなら、離婚することによって、あなたに損失がある場合もあるためです。
子供がいる場合、妻が浮気をしたからといって離婚する場合でも、親権はほとんどの場合母親が持つことになります。
浮気に怒り狂って離婚を決断したがために、愛する子供と一緒に暮らせない可能性も出てくるのです。
また、専業主婦(夫)の場合は、収入を確保せずに離婚したことによって
一気に生活レベルが下がってしまう危険性もあるのです。
離婚することによるデメリットと、夫婦関係を修復でくるか否かなどをしっかりと
検討し、離婚すべきかどうか考える必要があるでしょう。
浮気されて即離婚はダメ!うまく離婚するためのポイント2. 浮気の証拠を集めておく
離婚のデメリットを理解した上で、夫婦関係の修復が不可能だと判断した場合は、
かしこく離婚するために離婚準備を進めていく必要があります。
大切なことは、配偶者が浮気をした、という証拠を見つけておくことです。
浮気の証拠がしっかり揃っている場合、浮気による慰謝料を請求することが可能です。浮気の慰謝料の相場は、50万〜300万ほどだと言われています。
浮気の慰謝料は、夫婦関係にダメージが大きければ大きいほど高額になりますから、浮気によって夫婦関係が破綻し、離婚したとなれば高額の慰謝料が期待できます。
また、この浮気の慰謝料は配偶者の浮気相手にも請求することができます。
浮気の証拠さえあれば、家庭を壊した犯人にも償ってもらうことができるのです。
浮気されて即離婚はダメ!うまく離婚するためのポイント3. 専門家に相談する
「財産分与はどのくらいもらえるのか」
「親権は獲得できるか」
「離婚後にどうやって生活を立て直せばいいか」など、
不安を感じることがたくさん出てくるでしょう。
ひとりで悩むのではなく、離婚カウンセラーや弁護士など、
離婚問題に詳しい専門家に話を聞いてもらいましょう。
とくに、配偶者が離婚に同意していない場合は、最悪の場合裁判で争う可能性も出てきますので早めに弁護士に相談しておくといいでしょう。
浮気されて即離婚はダメ!うまく離婚するためのポイント4. 離婚後の収入を確保する
これまで家事を担っており、収入源がない場合は、仕事を確保しておく必要があります。子供の親権をゲットするためにも、収入は貴重な判断材料となります。
とはいっても、長年家事しかしてこなかった立場からすれば、
なかなか再就職は難しい、と尻込みしてしまうことも多いでしょう。
心配な方は、就職支援も手がけている離婚カウンセラーに相談してみましょう。
また、ハローワークなどでどういった仕事があるかも探してみましょう。
自立するためには、経済力をつける必要があります。
最初は怖いかもしれませんが、すぐに自分で稼げることの喜びに気が付けるはずです。勇気を出して一歩を踏み出してみましょう。
浮気されて即離婚はダメ!うまく離婚するためのポイント5. 財産分与を書面に残す
を決めると同時に、財産分与についても話し合う必要があります。
まずは財産分与の対象になるものをリストアップし、
どの財産をどちらが相続するのかを決定しましょう。
現金に関しては、夫婦が共同生活を営んでいる間に築いた財産は基本、
半分ずつ財産分与されます。
また、退職金や年金が財産分与の対象になることもあります。
賢く財産分与をしたいなら、財産分与に関しても弁護士などの専門家に
相談してから行うのが無難でしょう。
さいごに
今回は、浮気をされてすぐに離婚をする前にしっておくべきポイントを5つご紹介しました。特に子供がいる場合には、離婚は慎重に考えなければなりません。まずは夫婦で話し合う時間を持ち、夫婦関係を修復できる可能性を
探ってみましょう。
どうしても離婚しなくてはならないと分かったら、
離婚後も自分と子供の生活を守るための準備を始めましょう。
具体的には、不倫の証拠を集めたり、就職先を見つけたり、
財産分与について相談したり、といったことが挙げられます。
困ったときは、一人で悩まずに、周りの友人や家族、
法律の専門家などを頼りましょう。
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