自分で盗撮カメラを発見できるのか。
盗撮カメラに注意!自分で盗聴カメラを発見する方法
スマホの普及に伴い、カメラの小型化、高性能化が加速した近年。小型化したカメラを利用した盗撮の被害は増加傾向にあります。
そんな盗撮から自分の身を守るため、盗撮カメラの特徴や発見方法をご紹介します。
盗撮カメラには持ち運び型と設置型が
盗撮カメラを発見する方法を紹介する前に、まずは盗撮カメラにはどんな種類があるかを確認しておきましょう。盗撮カメラは大きく分けて2種類。持ち歩きながら盗撮を行う
「持ち運び型」と、自宅やトイレ、浴室などにセットする「設置型」が存在します。
持ち運び型に関しては、発見することが非常に難しいと言えます。
理由はまず目視では盗撮カメラだと断定できないほどのサイズ感と、その盗撮カメラを盗撮の実行犯が身に着けていることがあげられます。
持ち運び型盗撮カメラの代表的な例としては、
「腕時計タイプ」や「ボールペンタイプ」が挙げられますが、これらは「ここにカメラがついています」と指し示されて初めて気づくほどレンズが小さく、日常そのボールペンや腕時計を身に着けている人を見て、すぐに盗撮カメラだと見抜けることはまずありません。
一方設置型ですが、こちらはさらに2種類に分類され、
「電波型」と「録画型」に分類されます。さらに設置型の場合、電源をバッテリーに頼る「電池方式」と、設置場所の電源から電力を拝借する「寄生方式」に分類することができます。
これだけ分類できるということはそれだけ種類も多岐にわたるということ。
そんな盗撮カメラを自分で発見することは可能なのでしょうか?
設置型カメラを発見する方法を考察
自分で盗撮カメラを発見しようとなると、主に設置型を発見することが中心になるかと思います。
では、そんな設置型の盗撮カメラを発見するために考えるべきことを考えてみましょう。
まず考えるべきは、盗撮カメラがどこに設置されているかということです。
単純に盗撮と考えると思いつくのがトイレと浴室でしょう。
中でも危険なのは、公衆トイレや温泉施設。
盗撮カメラを設置する盗撮犯が侵入しやすく、さらに設置しやすい場所が危険ということになります。
では、そんな危険な場所のどこに盗撮カメラが設置されるかを考えてみます。
盗撮カメラは映像を撮ることが目的であり、ここが盗聴器との最大の違いです。
盗聴器の場合は、狙った空間であればどこに設置しても効果を発揮しますが、
盗撮カメラはレンズを盗撮したいポイントに向けて設置しないと意味がありません。
これは自宅でも同じことが言えます。
自宅のトイレや浴室、脱衣所にリビングと、どこに設置したとしてもレンズはあなたの姿をとらえられるように設置されています。
自宅以外で盗撮カメラから身を守る
そう考えると比較的見つけやすいのはトイレでしょう。トイレはそもそもあまり広くなく、さらにあまり設置されているものも多くありません。物が少ないということは、カメラを隠す場所も少ないということ。
トイレの盗撮で一番多いのは個室内の汚物入れなどに仕込むケースです。
公衆トイレなどで盗撮されたら気持ち悪いけど、盗撮カメラを発見したいほど警戒はしていないというのであれば、まずは汚物入れの場所を便器の裏など、撮影されても自身が映らない場所に移動させるだけでも効果はあります。
トイレ内に設置された盗撮カメラを発見したいというのであれば、
探すべきポイントは比較的低い位置。
盗撮マニアは上から俯瞰で盗撮することはほぼありません。
狙っているのは低い位置から見上げる角度の映像。
ですから便器に座った時の目線よりも低い位置に注目しましょう。
一方温泉施設などはなかなか発見が難しくなります。
まず設置されるのは脱衣所一択になります。盗撮カメラも電気製品ですから水分には弱く、浴場内部に仕掛けられることはあまりないはずです。
とはいえ脱衣所には様々なものが置かれています。
物が多いということは、盗撮カメラを隠すポイントも多いということですので、発見するのは非常に難しいでしょう。
身を守ることを考えるのであれば、脱衣所と言えどもあまり全裸の状態を作らないということが最善かもしれません。
また、盗撮カメラが設置されているとすればできるだけ水分を避けた場所、ならびに浴場への出入り口から遠い場所になるかと思います。
自宅に仕掛けられた盗撮カメラを発見するには
あまり想像したくはありませんが、あなたの自宅にも盗撮カメラが仕掛けられている可能性はゼロではありません。公衆トイレや温泉施設など、自宅以外であれば盗撮されないように注意する方法でもその場は凌げますが、自宅に仕掛けられた場合はそういうわけにはいきません。
何としても盗撮カメラを発見しなければいけません。
そこで自宅に設置するタイプの盗撮カメラで、人気のモデルを紹介します。
まずは「掛け時計タイプ」
掛け時計は目線より高い位置に設置することが多く、高い位置から俯瞰で部屋の広い範囲を撮影できるので、リビングやベッドルームなどに設置されることが多いタイプになります。
こういったタイプには暗闇でも撮影できる赤外線モードが搭載されているモデルも多く、時間を問わず狙われる可能性があります。
掛け時計タイプのカメラを発見するには、まず時計の盤面をよくチェックしてください。特に文字やメモリなど、黒い色の部分に注目です。
盗撮カメラのレンズは、その色の特性から黒い部分に隠されるケースがほとんどです。
同じような方法で探せるのが「置時計タイプ」です。
ただし置時計タイプの中には液晶の文字盤の内側にカメラを仕掛け、
外からはほとんど判別不能なタイプもあるので要注意です。
脱衣所やベッドルームで発見されるケースが多いのが
「ハンガーフックタイプ」の盗撮カメラ。
特に脱衣所のタオル掛けに使えるようなデザインも多く、なかなか発見が難しいタイプと言えます。
とはいえハンガーフックタイプの多くは「電池方式」のため(周辺に電源があるとは限らないので)、一定期間ごとに充電が必要となります。
つまりしょっちゅう室内に入り込める環境でないと使えないものが多いということ。
ご使用中のフックに不審な穴がある場合は、まずはフックを買い替え、
さらに新しいフックにマスキングテープなどでデコレーションするなど対策をするといいでしょう。
万が一新しいフックにも盗撮カメラが仕込まれていた場合、テープでレンズをふさげる上に、オリジナルのデコレーションをしてあれば、犯人も交換がしづらくなるはずです。
盗撮カメラの特徴を理解し設置されやすい場所に注目
盗撮カメラの最大の特徴は、繰り返しになりますが
「撮影するためにレンズがあなたを映している」ことです。
考え方によっては設置できる場所は限られているということです。
注意すべきは時計やハンガーフックの他にも、テレビやPCなどの電化製品、照明器具の電球など。
「とてもカメラがあるとは思えない」場所こそが盗撮カメラの設置ポイントですので覚えておきましょう。
どうしても盗撮カメラを発見したいのであれば、
盗撮カメラを発見する機器もインターネットなどで購入できます。
発見器は盗撮カメラのレンズに物理的に反応する「光学タイプ」と、盗撮カメラから出ている電波を発見する「電波タイプ」がありますが、これが一長一短といった代物。
光学タイプではレンズを探すのに時間がかかる上に、
確実に見つけられるとは言い難いところがあります。
「電波タイプ」は無線で映像を送るタイプは発見できても、映像をメモリーに記録して後程回収するタイプなどは発見できません。
確実に盗撮カメラを発見するのであれば、少々費用が掛かっても
専門の業者か探偵事務所に依頼するのがオススメ。
ちなみに盗撮カメラ・盗聴器発見業者に依頼すると、探偵に依頼するより安値ながら、高確率で盗撮カメラを発見してくれます。しかし、彼らの仕事は「発見するまで」です。
犯人捜しまで合わせて考えるのであれば、探偵事務所に依頼するのがベスト。
盗撮カメラの発見はもちろん、希望すれば犯人捜しまで依頼することができます。
盗撮の根本を根絶するには、プロに調査してもらうのがベストと言えるでしょう。
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