浮気の慰謝料を高額したい!慰謝料が高額になる条件とは
浮気の慰謝料を高額にする方法!高額慰謝料を請求する5つの条件
浮気の慰謝料の相場は、30万円〜100万円程度といわれています。
どうしてこんなに開きがあるのかと思われるかもしれませんが、「どれだけ精神的苦痛を受けたか(与えたか)」によって金額が変動するためです。
たとえば同じ浮気でも、その後婚姻関係を継続する場合は、離婚や別居を選ぶ場合に比べて「精神的苦痛」が低いと見なされ、慰謝料も低くなる傾向にあります。離婚につながった場合には100万円以上の慰謝料になるのが一般的です。逆にいえば、「どれだけ精神的苦痛を受けたか」をより大きくアピール・証明できれば、慰謝料を高額にすることができるわけです。
浮気の慰謝料が高額になる5つの条件
浮気で慰謝料を請求する場合、高額になる条件とポイントを押さえていきましょう。
相手の資産や収入が多ければ多いほど、慰謝料は高額になる傾向にあります。
浮気している期間が長ければ長いほど、受ける「精神的苦痛」は大きいと判断され、慰謝料増額の対象になります。
不貞行為が初めてなら出来心で通用するかもしれませんが、それが複数回に及んだ場合は「自ら継続する意思があった」と見なされ、悪質性が高いと慰謝料増額の対象になります。
単なる浮気では済まず、それが離婚の原因となった場合、婚姻関係を破綻させるだけの出来事であり精神的苦痛も大きいと見なされ、慰謝料はより高額になります。
個人で慰謝料を請求するよりも、法律の専門家である弁護士に相談することで、より高い慰謝料を請求することが可能になります。特に浮気や離婚問題に強い弁護士であれば、弁護士費用を差し引いても十分な額が見込めるでしょう。
慰謝料をより高額にするために心得ておきたいポイント!
上記の条件を踏まえながら、以下のポイントもチェックしてみてください。
慰謝料は不倫をしたパートナーと浮気相手の両方に請求することができます。
これはパートナーと不倫相手が一緒に不貞をしたという「共同不法行為」(民法719条)に基づいているのですが、注意してほしいのは慰謝料総額が「100万円」と決まった場合、両方から100万円を取れるのではなく、合計で100万円になる、という点です。
パターンとしては、
- パートナーと不倫相手両方に請求
- 配偶者にだけ慰謝料を全額請求
- 不倫相手にだけ慰謝料を全額請求
さて、先述した高額になる条件(1)で、資産や収入が多いほど慰謝料は高額になる傾向にあるとお伝えしました。
なので、たとえば不倫相手の資産や収入が多いとわかっている場合、最初から請求先を不倫相手のみに設定したほうが、慰謝料の額そのものを引き上げることができる可能性があるのです。
浮気の期間が長期間であったり不貞行為の頻度が多ければ多いほど慰謝料は高額になるのは先述通りです。
それを第三者に知らしめるために、なるべくその浮気の証拠を多く、こまめに残しておくことが、より慰謝料を高額にするためのポイントになります。
浮気の慰謝料のためには、探偵事務所の活用を!
浮気による慰謝料請求において、もっとも欠かせないのは「証拠」です。
証拠がなければ、浮気の事実を客観的に認めさせることが難しくなります。その証拠集めのプロフェッショナルがまさに探偵事務所なのです。
特に弁護士と連携をしているような探偵事務所では、浮気相手の素性の洗い出しはもちろんのこと、裁判になった際も有効な証拠集めを行います。
また、浮気相手との示談交渉の場のセッティングをしているところもあり、誓約書をもらってパートナーと別れさせるお手伝いをすることもできます。
浮気をされた、慰謝料を取りたい、離婚したい……そんなときは、まずは探偵事務所や弁護士に相談して、いざというときに使える「証拠」集めの準備から始めてみてはいかがでしょうか?