電話が盗聴されているときのサインとその対策方法とは

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盗聴されていませんか?固定・携帯電話の盗聴サイン・対策を紹介

盗聴されていませんか?固定・携帯電話の盗聴サイン・対策を紹介

あなたの電話、盗聴されていませんか?

実は、日本では盗聴器を販売すること、購入することは違法ではありません。
つまり誰もが手軽に盗聴できる時代なのです。
それゆえ、気が付かないうちに盗聴されていた、という被害も少なくありません。


盗聴されてしまった場合は、できる限り速やかに盗聴をストップする必要があります。今回は、あなたの固定電話・携帯電話が盗聴されていないか調べる方法、また盗聴が疑われる場合の対処法をご紹介します。


盗聴は、後に盗難や暴力、ストーキングなど、大きな犯罪につながる可能性があります。盗聴段階で次の犯罪の発生を未然に防ぎましょう。


固定電話の盗聴が疑われるケース

まずは、固定電話が盗聴が疑われるケースについてお伝えします。


@ 受話器から変な音がする

本来、電話は使用していないときに音が出る仕様にはなっていません。

電話を切っているにも関わらず、小さなダイヤル音が聞こえる場合、盗聴が疑われます。

また、ピーっという音や、ノイズが聞こえたり、クリック音などがしたり、通話中の音声にいつもと違う違和感がある、という場合も要注意です。


A 空き巣に入られた

空き巣に入られた場合、固定電話等に盗聴器を仕掛けられている可能性が高まります。

特に、空き巣に入られた形跡はあるのに、何も盗まれていなかったという場合には、盗聴器を仕掛けることが目的で侵入されたというケースも考えられます。
わかりやすい金品ではなく、これから情報を盗むための工作が行われたのかもしれないのです。


B 家具の位置が変わった

また、空き巣に入られたという確信がなくとも、知らないうちに家具の位置が移動している場合も要注意です。


とくに、固定電話の台が動かされた形跡があるとか、固定電話の周りに置いている小物の位置が微妙に変わっている、という場合は警戒しましょう。


気が付かないうちに何者かに侵入され、盗聴器を仕掛けられている可能性があります。


C 電話会社・修理会社を名乗る人が現れて電話をいじっていった

電話会社・修理会社を名乗る人が、固定電話を修理するという名目で家に上がり込むことがあります。

ですが基本的に、こちらから何も連絡していないのに、業者が一方的に固定電話の修理や点検に来ることはありません。

そういった業者を名乗る人物のほとんどは、詐欺などの可能性が高いです。
その中には、盗聴器を仕掛けることを目的とした人たちもいるのです。

業者に固定電話を触られて以来、個人情報が洩れている気がする、という場合は盗聴されている可能性を疑いましょう。


D コンセント周辺や固定電話本体にキズ

固定電話に盗聴器が仕掛けられていた場合、固定電話本体の内部に盗聴器を仕掛けるため、固定電話を一部または全体を解体する必要があります

この解体時に、固定電話本体にキズがつくこともあります。

キズがついていなかったとしても、固定電話の位置を頻繁に変えることは稀なので、ホコリの溜まった場所が少し変化していたり、コンセント周辺の物が移動していたり、ホコリが一部取れていたりすると、盗聴器が仕掛けられている可能性は捨てきれません。

携帯電話の盗聴が疑われるケース


次に、携帯電話の盗聴が疑われるケースについて確認しておきましょう。

@ バッテリーが熱くなっている

携帯電話を長時間使用したり、スマホでデータ容量の大きいゲームをしていると、バッテリーが熱くなることはよくあります。

しかし、そのような使い方をしているわけではないのに、頻繁にバッテリーが熱くなっている場合には、バックグラウンドで遠隔操作アプリや盗聴アプリが動いているという可能性があります。
いつのまにか勝手に盗聴アプリをインストールさせられていると、起こりうる現象です。

ただ、バッテリーは携帯電話の使用年月が長くなれば、劣化により使用していなくても熱を持つ可能性もあります。
比較的新しい携帯電話で、なおかつ使用していない状態なのにバッテリーがたびたび熱くなる、という場合は盗聴が疑われます。


A 充電する頻度を確認する

今までは一日一回の充電でよかったのに、数時間で充電が必要になってしまった、なんてことありませんか?


そういった場合、携帯電話を使っていないつもりでも、仕込まれた盗聴器や盗聴アプリが作動しており、バッテリーの持ちが悪くなっている可能性があります。

ただし、充電頻度に関しても携帯電話が単に古くなっているだけという可能性も考えられます。
新しい携帯電話で、なおかつ使用頻度が変わっていないのに充電頻度が異常に多くなった、という場合は要注意です。


B 電源を切ってみる

携帯電話は毎日使うものなので、普段、電源をシャットダウンする機会はあまりないかもしれません。

ですが、盗聴チェックのためには、定期的に電源を切ってみることをお勧めします。

盗聴器や盗聴アプリが仕込まれている場合、シャットダウンに異様に時間がかかったり、シャットダウンができない状態になっていることもあります。

また、電源を切っていたのにもかかわらず、知らないうちにスマホの電源が勝手に入っていた場合なども、盗聴されている可能性があるので注意しましょう。


盗聴されてるかも!あなたのとるべき対策は?

では、固定電話や携帯電話に、上記のような異常がある!盗聴されているかもしれない!

という場合は、どう対処したらいいのでしょうか?

@盗聴発見器を使う

盗聴器の有無を調べることができる、盗聴発見器というものがあります。
盗聴器発見器は、ネットなどで気軽に購入することが可能ですので、盗聴器発見器を使って自分で調べてみるのもひとつの手です。

市販の盗聴器発見器はどこまで使えるのか?

調べた結果盗聴器を見つけた場合は、一刻も早く盗聴器を取り除いてしまいたいというのが人情だと思います。

ですが、盗聴器をすぐに取り外すのは、盗聴犯に気付かれるなど危険な場合もあります。

ですから、盗聴器を見つけた場合は自分で取り外してしまわずに、
警察に相談や被害届を提出しましょう。


A 電話会社に相談する

固定電話の盗聴が疑われる場合は、電話会社に相談してみるのも一案です。
電話会社によっては本格的な盗聴発見器を使って調査してくれる場合があります。

ただし、先述の通り、電話会社の作業員を名乗る押しかけには注意してください。
電話会社に相談する際は、必ず電話会社の公式の相談窓口に相談しましょう。


B 盗聴器発見業者に依頼

盗聴器のことを相談するなら盗聴器発見業者という専門家もいます。

盗聴器発見業者の仕事は、仕掛けられた盗聴器を見つけることです。
それと同時に、盗聴を防ぐにはどうしたらいいのかや、盗聴被害で気を付けなくてはならないことを誰よりも詳しく知っています。

盗聴器が仕掛けられる前の対策、または盗聴の心配があるという人は、盗聴器発見業者に相談をしたり必要なら調査を依頼するといいでしょう。

最後に

今回は、固定電話・携帯電話に分けて、盗聴が考えられるケースと解決策をご紹介してきました。

盗聴をすること自体は犯罪でなくても、盗聴被害を放置しておくとより甚大な被害に発展する危険性があります。
盗聴器を見つけ出した場合は、すみやかに警察に相談するようにしましょう。

また、盗聴器を仕掛けられることを未然に防ぐためにも、家の防犯には日ごろから気を配っておきましょう。


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