探偵の素行調査で調べることが出来ることと出来ないこと

探偵が素行調査で調べることが出来ること、出来ないこと

探偵に素行調査を依頼しようと思ったときに、事前に知っておくべきこととして、探偵といえでども調べられない調査がある、ということです。

今回は、探偵への素行調査を検討されている方のために、「素行調査で調べられること、調べられないこと」と調査方法、料金相場について簡単に解説します。

素行調査依頼をする前にぜひチェックしてみてください。

探偵の素行調査では、以下のような調査が可能です。

素行調査と聞いて一番に思い浮かぶのは浮気調査でしょう。

夫婦や恋人同士の間に浮気の疑いがある場合、その事実を確認するために、尾行・張り込みなどを行うことができます。

離婚や慰謝料請求を考えている場合は、裁判で有利になるような証拠を押さえることも可能です。

婚約した相手の勤務先企業や将来性、交友関係、異性関係、健康状態などを調査することができます。

自分の娘の婚約者について調べたい、という依頼も可能です。

行方不明の人、恩師、昔の知人、家出した人、などが現在どこで何をしているのかや、彼らの連絡先などを調べることができます。


対象者が日ごろどのように仕事に取り組んでいるか、プライベートはどうか、などを聞き込み・尾行などを駆使して調べることができます。

ストーカーされている可能性がある場合、正体を突き止めたり、ストーカー行為を止めさせたりすることを助けます。

また、自宅に盗聴器が仕掛けられていないかを調べ、除去することもできます。
盗聴器の除去は専門の資格がある人しかしてはいけないことになっていますが、探偵事務所の中には、資格を持っている専門家がいることが多いです。

職場や、ご近所などで嫌がらせトラブルがある場合、嫌がらせしている相手を突き止めたり、嫌がらせをやめさせたりすることを助けます。

また、学校・職場などでいじめがある場合、実態を調査し、解決に役立てることもできます。

貸付・手形割引などの取引前に、取引先の弁済能力などを判断するための情報（資産状態・経営実態など）を調べることができます。

多くの調査が可能な探偵の素行調査ですが、反対に調べられないこともあります。

探偵の素行調査では人探しを請け負っていますが、「ストーカー」からの人探し調査などは受け付けていません。

とはいえ、ストーカーが自らストーカーです、と名乗ることは少ないので、探偵の経験で、「これは犯罪につながるような人探しなのか、そうでないのか」を判断します。

綿密に調査を行う必要があるとはいえ、プライバシーを侵害して、違法になるような調査は、探偵は請け負えません。

例えば、「敷地内に無断で侵入して調査を行うこと」
「車に無断でＧＰＳを取り付けて調査を行うこと」などはできません。

個人的うらみから、誰かを別れさせたい、誰かに復讐したい、という意図での調査は、探偵事務所では受け付けてもらえません。

探偵の素行調査は以下のような方法で行われます。

多くの情報を得ることができる素行調査ですが、気になるのは料金ですよね。

素行調査は種類やかかる日数によって値段がことなってきます。

また、探偵事務所ごとに設定している料金形態も異なるので、一概に「相場はコレ」とは言えません。

下記は一例としてご認識ください。

素行調査でもっとも多い浮気調査の場合、
浮気調査は◯円、と決まっているのではなく、
証拠をつかむまでにかかった調査員の人数×時間×日数で料金が決まります。

つまり、早く証拠が見つかった場合は安くすみ、調査が長引いた場合は高くなるというわけです。（探偵事務所によっては定額プランを導入しているところもあります。）

だいたい、2名で1時間調査を行った場合、1.5万〜2万ほどかかります。
一週間では、50万〜ほどでしょう。
決して安くない金額です。

ですが、浮気での慰謝料の相場が50万〜300万であることを考えると、浮気調査の価値はあるといえます。

できるだけ料金を抑えたいと考えるならば、調査を早く終わらせる必要があります。

ですからご自身でできるだけ浮気相手の素性や自宅を把握しておき、探偵に伝えられるとよいでしょう。

浮気相手の情報が明確であれば、調査はスムーズに進み、料金は安く抑えられるでしょう。

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