離婚の決意が揺らぐ離婚のデメリットとは

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離婚の決意が揺らぐ瞬間とは?離婚後、不安に思うこと



離婚は、現在では珍しいことではなくなっています。

結婚を二、三回する人や、一年足らずで離婚する人、数十年連れ添ったあとで熟年離婚する人もいます。

せっかく結婚したのだったら、どうせなら死ぬまで添い遂げたいと思う人が多いでしょう。

離婚することを見越して結婚する人はあまりいません。にも関わらず、多くの夫婦は離婚という道を選んでしまいます。

今回は、離婚を一度決めたにも関わらず、その決意が揺らぐ瞬間とはどんな瞬間か、をご紹介していきます。

離婚にはいい面もあれば、デメリットももちろんあります。

離婚を考え始めている方は、決意が揺らぐことがないか、下記の離婚のデメリットを確認してみてください。


離婚の決意が揺らぐ瞬間とは?

離婚の決意が揺らぐ瞬間、それは、離婚に大きなデメリットがあると実感した瞬間です。


経済的デメリットを感じたとき


結婚は愛情の結びつきであると同時に、経済的な結びつきでもあります。

結婚すると、夫婦には相互扶助の義務が発生します

たとえば、夫が働いて、妻に仕事がなく経済力ゼロの場合、夫は妻を養う必要があります。

逆もまた真なりで、夫が無職で妻が有職の場合、妻は夫を支える義務が発生します。

どちらかが高収入を得ている場合、別れることで一気に貧乏になってしまう、というデメリットが考えられます。

専業主婦(夫)をしていて、離婚したら収入がゼロになる可能性がある場合は、「離婚したら経済レベルが下がる」ことを嫌がって離婚の決意が揺らぐ可能性があります。

長らく専業主婦(夫)でいた場合、よほどのスキルや資格がなければ、再就職は困難です。

一方、働いている側が、経済的なデメリットを感じるケースもあります。

夫婦の期間が長ければ、財産分与の際に、働いている側の資産は大きく目減りすることになります。

一般的に、財産分与は、婚姻期間中に築いた資産の半分になります。

離婚することで財産分与として多額のお金を配偶者に渡さなければならない、となったとき、離婚の決意がぐらつきそうになる人もいるでしょう。


子どもと離れなくてはならないデメリットを感じたとき


離婚を踏みとどまる大きな原因に子どもとの関係があります。

現状、日本では、妻が浮気をしていた場合であっても9割以上は子どもの親権は妻が獲得しています。

夫の側は、子どもとの生活を失うというデメリットを考えて、離婚を踏みとどまる可能性もあるのです。

通常、子どもが成人していない場合、母親と父親どちらが親権を持つかをはっきりと決める必要があります。

共同親権などは認められていないので、子どもと一緒に生活していく権利を獲得したい、どうしても子どもを失いたくない、という場合は離婚しないでおくしかない、というケースもあるのです。


名義変更の煩わしさを感じたとき

現在の日本では夫婦別姓は認められていません。そして、圧倒的に女性の側が姓を変えることを強いられています。

そのため、女性は、結婚するときに名義変更の手続きを行い、離婚してさらに名義変更の手続きを行う、ということが必要になってくるのです。

こういった名義変更の煩わしさを避けたいと考え、夫婦別姓を主張する人もいます

また、子どもがいる場合、学期の途中などで苗字が変わることが望ましくないと考える夫婦もいます。

そのため、「子どもが小学校を卒業するタイミングまで待とう」とすぐに離婚することを踏みとどまる親も多いのです。


仕事を始めなければならないと気づいたとき

これまで専業主婦(夫)だった場合、離婚することで新しく自分のキャリアを始める必要が出てきます。

家事をするのが向いていて、外で働くのは気が重い、という人の場合、ちょっとぐらい我慢して結婚生活に耐えようか、と考え直すケースもあるのです。


離婚=不幸というイメージがあると思ったとき


離婚は不幸だというイメージがあり、結婚に失敗したと思われたなくない、という世間体や見栄のために踏みとどまるケースもあります。


生活の不便を感じたとき

子どもをひとりで育てていかなければならない、これまで住んでいた家を出なければならない、など、生活の不便を感じたとき、離婚したいという思いよりも「離婚、めんどくさい」という気持ちが上回る場合もあります。


孤独になるデメリットを感じたとき


熟年離婚などの場合、「この人とは離婚してもいいけど、今更ひとりの老後は嫌だ」と打算的に考えて離婚を踏みとどまるケースもあります。


最後に

今回は、離婚の決意が揺らぐ7つの瞬間についてご紹介してきました。

離婚は、一度してしまったら取り返しがつきません。頭に血が登っている状態で離婚を決意するのではなく、じっくりと考えてから結論を出した方がいいでしょう。


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