あおり運転の標的にならない、あおり運転に遭ったときの対策とは
車のあおり運転の対策とは?通報や被害届など対処方法
車を日常的に乗っている方なら、一度や二度はあおり運転をされて
不快な気持ちになったり、危険な目にあったりした経験があるでしょう。
今回は、あおり運転対策について簡単にご紹介します。
車を運転する機会が多い方はぜひ参考にしてみてください。
車のあおり運転とは?
車のあおり運転とは、前方の車両に対する嫌がらせ行為の一種です。
場合によっては、命の危険もあるこの行為。
法律違反であり、捕まったら懲役刑が科されるほどの重罪ですが、加害者はその加害性に気がついておらず、ちょっとしたいたずらのような気持ちでしかけてくることも多々あります。
どれだけ安全運転をしてマナーをまもっていても車のあおり運転被害にあってしまう可能性は考えられます。
以下で、車のあおり運転被害にあわないための対策についてご紹介します。
車のあおり運転対策とは?
車のあおり運転を100パーセント防止することは不可能ですが、運転方法に気をつけ、ちょっとした機械を取り付けるだけで、被害にあう可能性を小さくすることはできます。対策1 運転方法に注意する
無理やり車線変更などを行うことによって、後方車両がイラッとして報復としてあおり運転をしてくる可能性もありますので、無理な車線変更はくれぐれも行わないようにしましょう。
自分の運転が雑だったりマナー違反だったり、他人の安全運転を脅かす行動をとっていたら、標的にされてしまう可能性が高まります。
安全かつ丁寧な走行を心がけましょう。
対策2 車からゴミ・タバコの吸い殻などを捨てない
タバコや、吸い殻、ペットボトル、ジュースの紙パックなど、
ゴミを投げ捨てるのは最低な行為です。
「ちょっとゴミが邪魔になったから捨てちゃおう」と投げ捨てたゴミが、
後方の車に直撃したらどうなるでしょうか。
その相手が、怒りっぽい人だったら、あおり運転など、危険な運転をしかけてくる可能性も多いにあるのです。
対策3 ステッカーを貼る
安全運転を促す目的のステッカーを貼っておくのも一案です。
よくあるのは、ベイビーインカー(赤ちゃんが乗っていますよ)と書かれた
ステッカーです。
赤ちゃんは大切な存在ですから、大抵の人は、赤ちゃんがのっているのか、
じゃあ気をつけないとな、と運転にさらなる注意を払うことになります。
ただし、中には、「赤ちゃんが乗っているからって何?」と逆に苛立ってしまう人もいます。
ベイビーインカーのステッカーは、そういった意味で万能とは言えません。
あおり運転を防止するために有効なステッカーは、「ドライブレコーダーを設置している」ことを示すステッカーです。
レコーダーが搭載させている車すなわち防犯意識が高く、あおり運転被害にあったら証拠とともに警察に駆け込む可能性のある車ですから、大抵の人は、その車に対してあおり運転をしかけるのは得策ではないと感じるでしょう。
対策4 ドライブレコーダーを設置する
ドライブレコーダーは、あおり運転された場合に、その証拠を残すことができるレコーダーです。
そのため、被害にあってしまっても、泣き寝入りせずに、その記録を警察に提出することで犯人を追い詰めることが可能になります。
「ドライブレコーダーに興味はあるけど、とりつける時間もお金もない」という場合は、ダミーのレコーダーを設置しておくだけでも、あおり運転の抑止力にはなります。
車のあおり運転をされた時の対処法とは?
次に、車のあおり運転をされてしまった後の対応についてご紹介します。対処法1 冷静に。挑発にのらない
大切なのは、挑発にのらないということです。
落ち着いて深呼吸し、道をゆずりましょう。
急いでいる車がイライラしてあおり運転をしていた場合は、道をゆずることで、
嫌がらせはすぐに終わるでしょう。
道路の状況的に、道を譲るのが難しい場合は、あおり運転してくる車を過度に気にせず、自分の運転に集中しましょう。
あおり運転のプレッシャーに負けてスピードを出してしまのは事故のもとです。
絶対にしてはいけないことは、急ブレーキを踏むことです。
急ブレーキをふむと事故の危険性が大幅に高まります。
対処法2 絶対に車外に出ない
あおり運転をしてきた相手に無理やり車を停めさせられて
「車から降りろ!」と言われても、絶対に車外に出てはいけません。
車のドアはロックして、窓は閉め切った状態にして、車内から対応してください。
被害者の中には、あおり運転の相手から自分の車を傷つけられたり、脅されて仕方なく車外に出る方もいますが、車外から車道に出ることで交通事故に発展したり、相手から何らかの暴力を振るわれる可能性もあります。
あおり運転の相手とのやり取りはすべて車内から行ってください。
もしも車を傷つけられたとしても、後で警察に被害届を出し、保険会社を通して賠償請求するなどの対処をしてください。
対処法3 警察に被害届を出す
車のあおり運転にあい、不快な思いをしたり、事故に巻き込まれてしまったりした場合には、管轄の警察署・交番に出向き被害届を出しましょう。
その際、証拠が大切になってきます。
ドライブレコーダーにあおり運転をしてきた車の証拠が残っている場合はそれを提出しましょう。
最後に
今回は、車のあおり運転の対策についてご紹介しました。車のあおり運転被害にあわないために、ドライブレコーダーやステッカーの設置を検討しましょう。
万が一、あおり運転の被害にあってしまったら、車の運転は冷静に行い、証拠がある場合は警察に被害届を出しましょう。
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